転職エージェントを通じて転職したい
公認会計士におすすめの転職エージェントを知りたい
公認会計士としてキャリアアップ・スキルアップしたいけどアドバイスはもらえる?
※マイナビのプロモーションを含みます。
本記事にたどり着いたあなたは、会計士として転職しようと考え、転職エージェントの利用を検討しているのではないだろうか。
結論、本記事で紹介する転職エージェントを利用すれば、転職成功率をアップさせられるだろう。
本記事では、会計職に強みがあるおすすめの転職エージェント11社を紹介する。
最後まで記事を読み終えると、転職エージェントの失敗しない選び方やポイントを知ったうえで、あなたに合った転職エージェントを探し出せるはずだ。
もし迷ったら、会計士の転職に特化した「CPASSキャリア」と、大手で安心感のある「マイナビAGENT」の2つに登録して併用することをおすすめする。
この記事の要約・まとめ
A本記事のおすすめの転職エージェント11社を見てほしい。
各社の特徴やおすすめの人、求人数などを紹介している。
A転職エージェントとは、プロのサポートを受けながら効率的に転職活動できるサービス。
転職サイトの場合、自分で求人検索や応募先との交渉をしなければならない。
転職エージェントを利用すれば、プロがあなたに合った求人を紹介してくれたり、書類添削・面接対策・交渉までサポートしてくれる。
公認会計士向けの転職エージェントの選び方3選を参考に、転職を成功させたいなら利用すべきだ。
公認会計士向けの転職エージェントの選び方3選
公認会計士向けの転職エージェントを選ぶ際には、3つの基準で選ぶことが大切だ。
上記の3つの基準で選べば、あなたに合った転職エージェントを探し出せるだろう。
それぞれ詳しく解説していく。
経理の求人以外のコンサル・FAS・CFOなどの求人を豊富に取り扱っているか
公認会計士向けの転職エージェントにおいては、経理の求人以外のコンサル・FAS・CFOなどの求人を豊富に取り扱っているかも重要視すべきだ。
求人数が豊富かどうかは、公認会計士向けの転職エージェントを選ぶうえで重要な基準といえる。
自分に合った求人を選びたい場合は「総合型転職エージェント」と「経理特化型転職エージェント」を併用するのがおすすめ。
総合型は求人数や実績が多く、サポート体制が手厚い特徴がある。
一方で経理特化型は、経理に関する専門家が在籍し、業界に関するノウハウを把握していることが多い。
自分の希望や条件に合った求人を取り扱っているか
転職エージェントによって強みや専門性は異なる。
そのため自分の希望や、条件に合った求人があるのか確認しよう。
例えば仕事と育児を両立させたい場合、詳細検索欄に「産休育休実績あり」「時短勤務OK」など、女性目線の選択肢がある転職エージェントを選ぶことがおすすめ。
選択項目があるということは、その転職エージェントが家庭や子育てに配慮した求人を扱っている証拠だ。
自分の希望を叶えられるかどうかを確認したうえで、転職エージェントを選ぼう。
コンサルタントの質は良いか
転職エージェントによってコンサルタントの質はさまざまなので、見極めることも大切だ。
特に公認会計士の仕事に精通しているキャリアコンサルタントがいる場合、専門的なアドバイスを受けながら、転職活動を進められる。
転職エージェントによっては、公式サイトでコンサルタントの紹介をしているところもあるため、登録前に確認しておくことをおすすめする。
登録後、どうしてもコンサルタントとの相性が合わない場合は、変更を申し出てもよいだろう。
公認会計士の転職におすすめの転職エージェント11選
公認会計士としてキャリアアップの転職を考えている人に向けて、おすすめの転職エージェントを一覧にした。
公認会計士に特化した転職エージェントをはじめ、大手の総合型転職エージェントで公認会計士の求人を多く取り扱っている転職エージェントを中心に厳選。
特に会計人材に特化している「CPASSキャリア」なら、業界の専門知識を持ったキャリアコンサルタントからサポートを受けられる。
どのエージェントを選ぶか悩んでいるなら、まずは登録だけでも進めておこう。
公認会計士の転職に特化したおすすめ転職エージェント7選
公認会計士の転職に特化したおすすめの転職エージェント7選をピックアップ。
公認会計士に特化した転職エージェントであるため、専門知識を保有するコンサルタントが在籍していることが多い。
後ほど紹介する総合型転職エージェントと併用すれば、より一層効率的に転職活動を進められるだろう。
会計士特化の転職エージェントなら「CPASSキャリア」
特徴 | ・現役の公認会計士や業界歴20年の経験を持つエージェントが在籍 ・圧倒的な合格実績の公認会計士資格スクール「CPA会計学院」が始めた転職サポート ・公認会計士資格スクールだからこそ集まる優良・非公開求人をご紹介可能 |
おすすめの人 | ・公認会計士の資格に受かったばかりの人 ・公認会計士として転職を考える人 ・会計職としてキャリアアップを検討している人 ・CFOまたはCFO候補などの高度な会計職へのキャリアアップを考えている人 |
公開求人数 | 非公開 |
公式HP | https://cpa-career.jp/ |
公認会計士の転職や会計人材として、キャリアアップを目指すなら「CPASSキャリア」がおすすめ。
CPASSキャリアは「CPAキャリアサポート株式会社」が運営する、公認会計士や税理士など、すべての会計人材に特化した転職エージェントだ。
「公認会計士資格スクール」を母体に持っており、公認会計士の業界に関する知識やノウハウが豊富。
エージェント歴10~20年のキャリアコンサルタントや、現役で活躍中の公認会計士などが多数在籍している。
CPASSキャリアなら、以下のような転職サポートを受けられる。
- 書類添削
- キャリア診断
- プランニング
- 面接対策など
転職活動が初めてでも安心だ。
会計士に特化した手厚い転職サポートを受けたい人は、CPASSキャリアへ登録してみよう。
公認会計士の転職なら「マイナビ会計士」
特徴 | ・キャリアプランの提案を受けられる ・業界に精通したコンサルタントが在籍 ・幅広い求人が取り扱われている |
おすすめの人 | 公認会計士の転職を目指したい人 |
公開求人数 | 非公開 |
公式HP | https://cpa.mynavi.jp/ |
公認会計士の転職を目指したい人には「マイナビ会計士」がおすすめ。
マイナビ会計士は、公認会計士の転職に特化した、株式会社マイナビが運営する転職エージェントだ。
会計士業界に精通したコンサルタントが在籍しているのが特徴。
過去のデータや経験に基づき、的確なアドバイスがもらえる。
書類の書き方や面接の自己PR方法など、転職に関する不安・悩みがあれば何でも相談可能。
公認会計士への転職を目指すなら、まずはマイナビ会計士に登録しよう。
有名事務所・企業への転職を目指すなら「ハイスタ会計士」
特徴 | ・公認会計士の転職に詳しいコンサルタントが在籍 ・有名事務所や大手企業の求人を保有 ・全て非公開求人 |
おすすめの人 | 有名事務所・企業への転職を目指す人 |
公開求人数 | 非公開 |
公式HP | https://hi-standard.pro/ |
有名事務所・企業への転職を目指す人には「ハイスタ会計士」がおすすめ。
ハイスタ会計士は、株式会社アシロが運営している、公認会計士・USCPAに特化した転職エージェントだ。
公認会計士の転職に精通した専任のコンサルタントより、転職におけるサポートを受けられる。
また有名事務所や大手企業の求人を保有しているため、有名な事務所や大手企業へ転職したいと考える人にも適しているだろう。
全ての求人が非公開であるため、転職サイトや採用サイトなどでは見つからない求人に出会えるはずだ。
公認会計士としてのキャリアアップを目指している人は、ハイスタ会計士に登録しよう。
年収600万円以上、リモートワーク可の求人を探すなら「BEET-DIRECT」
特徴 | ・管理部門・バックオフィス系に特化 ・一人ひとりに合わせた丁寧なヒアリング ・年収600万円以上、リモートワーク可の求人も保有 |
おすすめの人 | ・年収600万円以上を目指したい人 ・リモートワークで働きたい人 |
公開求人数 | 202件 |
公式HP | https://beet-direct.com/ |
年収600万円以上を目指したい人や、リモートワークで働きたい人には「BEET-DIRECT」がおすすめ。
BEET-DIRECTは、管理部門やバックオフィス系の求人に特化した転職エージェントだ。
職種ごとの専門知識やノウハウを持ったコンサルトが在籍しており、一人ひとりに合った丁寧なヒアリングを受けられる。
面談では、求人紹介だけではなく、求職者の希望や悩みなどに合った提案をしてもらえるため、企業へのミスマッチを防げるだろう。
また年収600万円以上やリモートワーク可など、多数の求人を取り扱っているため、自身に合った求人を探し出せる点がメリット。
自分の希望条件に合った求人を探したい人は、BEET-DIRECTに登録しよう。
30代〜40代で管理職を目指すなら「REXアドバイザーズ」
特徴 | ・公認会計士、税理士、弁理士などに特化 ・30代〜40代向けの管理職の求人が豊富 ・転職対策のサポートが充実 |
おすすめの人 | ・30代〜40代で管理職を目指す人 |
公開求人数 | 2,459件 |
公式HP | https://www.career-adv.jp/ |
30代〜40代で管理職を目指す人には、「REXアドバイザーズ」がおすすめ。
REXアドバイザーズは、公認会計士や税理士、弁理士などの士業の求人に特化した転職エージェントだ。
コンサルタントの専門知識やノウハウも豊富であるため、的確なアドバイスをもらいながら、転職活動を行える。
また30代〜40代に向けた管理職の求人も豊富に取り揃えているため、キャリアアップを目指す実務経験者の転職にもおすすめの転職エージェントだ。
これまで公認会計士として働いてきて、キャリアアップ転職を検討している人に適しているだろう。
一人ひとりに合った企業の紹介や転職対策など、サポートも充実しているので、転職活動に慣れていなくても、安心して進められる。
十数年同じ職場で働き、転職が初めてな人は、ぜひREXアドバイザーズに登録してみてほしい。
業界最大級の求人数!理想の働き方を探すなら「ジャスネットキャリア」
特徴 | ・会計、税務、経理・財務分野に特化した求人情報が揃う ・幅広い雇用形態の求人を保有 ・専門知識を持つエージェントによる業界特化型の転職サポートあり |
おすすめの人 | ・豊富な求人の中から理想の働き方を探したい人 |
公開求人数 | 2,431件 |
公式HP | https://career.jusnet.co.jp/ |
豊富な求人の中から、希望の条件にピッタリの仕事を探したい人には「ジャスネットキャリア」がおすすめ。
ジャスネットキャリアは、会計・経理の業界を専門的に取り扱う転職エージェントだ。
求人数は業界最大級を誇り「在宅ワーク」「転勤なし」「土日祝休み」といった、ワークライフバランスを重視した求人を掲載。
また「資格取得支援」などのスキルアップ・キャリアアップを目指せる求人まで幅広く揃っている。
さらに業界特化型のエージェントならではの、専門性の高い転職サポートを受けられるのも魅力の一つ。
求人の紹介だけでなく、面接トレーニング、キャリアシートの作成、待遇の交渉代行など、徹底的に寄り添ってくれる。
希望の条件を妥協することなく、会計士として活躍したいなら、ぜひ登録を検討してみよう。
管理部門・士業を目指すなら「MS-Japan(MS-Agent)」
特徴 | ・管理部門・士業に特化 ・コンサルタントの専門性が高い ・面接対策が手厚い |
おすすめの人 | 管理部門・士業を目指す人 |
公開求人数 | 10,573件 |
公式HP | https://www.jmsc.co.jp/ |
管理部門・士業を目指す人には「MS-Japan(MS-Agent)」がおすすめ。
経理や財務、人事、総務、法務などの管理部門、公認会計士や税理士などの士業の転職サポートに特化している。
管理部門や士業の領域におけるノウハウが蓄積されており、コンサルタントの専門性が高い点もMS-Japanのメリット。
公認会計士だけではなく、管理部門や他の士業など目指す職種に迷っている方にも、おすすめできる。
また事前の面接対策、質疑応答と想定門答などの面接サポートはもちろん、MS-Japanでは一歩踏み込んだ面接サポートを実施。
面接をする企業への面接で意識する点を、メールでお知らせしてもらえる。
転職活動に慣れておらず、面接に不安を感じている人にも、おすすめできる転職エージェントだ。
公認会計士の求人が多いおすすめの転職エージェント4選
ここからは、大手の総合型転職エージェントで、公認会計士の求人を取り扱っているおすすめの転職エージェントを4社ピックアップ。
大手の転職エージェントは安心感があり、サポートも充実しているため、転職活動が初めてでも心配せずに進められるだろう。
先ほど紹介した特化型の転職エージェントと併用して、転職活動を進めることをおすすめする。
20代・転職未経験向きの「マイナビAGENT」
特徴 | ・転職がはじめての人に丁寧なサポートを提供 ・各業界に精通したアドバイザーが在籍している |
おすすめの人 | 20代・転職未経験 |
公開求人数 | 非公開 |
公式HP | https://mynavi-agent.jp/ |
マイナビAGENTは、20代やはじめての転職を考えている方におすすめ。
自分のスキルや経験が希望求人で通用するかどうか相談すると、考えや方向性がまとまり、キャリア形成に役立つだろう。
2023年12月時点で、会計士と検索した際の求人数は、非公開を含めると約1,300件。
サポート力の高いマイナビAGENTで相談してみると、選択肢が広がるはずだ。
年収アップを目指すなら「パソナキャリア」
特徴 | ・年収アップ率67.1% ・女性の転職サポートに強い ・全都道府県に拠点を展開 |
おすすめの人 | 年収アップを目指す人 |
公開求人数 | 41,441件 |
公式HP | https://www.pasonacareer.jp/ |
年収アップを目指す人には「パソナキャリア」がおすすめ。
パソナキャリアは、パソナグループが運営する総合型転職エージェントだ。
年収アップ率は67.1%で、利用者の収入アップを実現している。
「女性活躍促進コンサルティングチーム」を設置しているパソナグループは、女性の転職サポートに強いことに定評がある。
また全都道府県に拠点を展開しているため、地方への転職も検討しやすいのが特徴。
地方で公認会計士として活躍したい人は、パソナキャリアに登録しよう。
ハイクラス転職を目指すなら「ビズリーチ」
特徴 | ・年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上 ・会計人材でもハイクラス転職を目指せる |
おすすめの人 | ・年収アップを目指す人 |
公開求人数 | 133,061件 |
公式HP | https://www.bizreach.jp/ |
ハイクラス向けの会計求人を探している人は「ビズリーチ」がおすすめ。
年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上あり、他には出回っていない管理職や、経営に近いポジションの会計求人がある。
優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届く可能性も。
5,478円の有料プランに入ればビズリーチにある求人すべてを検索・応募可能かつ全スカウトに返信できる。
なお無料プランは、優良企業と一流ヘッドハンターからのスカウトのみ返信が可能で、一部の求人だけ応募可能。
ハイクラス求人だけをチェックしたい方や、自分の市場価値を理解したい方におすすめだ。
ホワイト企業を選びたいなら「doda」
特徴 | ・転職サイトの併用が可能 ・市場価値チェックツールが利用可能 |
おすすめの人 | ・転職先とのミスマッチを減らしたい人 |
公開求人数 | 261,043件 |
公式HP | https://doda.jp/ |
ミスマッチの少ない転職を目指すなら「doda」がおすすめ。
希望に合わせた企業をマッチングしてもらえる。
キャリアアドバイザーは、転職市場や業界・職種の知見が豊富で専門性が高い。
強み・やりがいなど志向性を考慮した求人を紹介してもらえるので、キャリアを活かせる仕事に出会えるだろう。
求人の質の高さに定評があり、自分に合った求人を紹介してもらいたい方におすすめ。
公認会計士が転職エージェントを利用する3つのデメリット
公認会計士が転職エージェントを利用するデメリット3つは下記の通り。
公認会計士が転職エージェントを利用するデメリットと回避法まで紹介する。
紹介された求人にしか応募できない
経歴やスキルなど企業側が求める条件を満たしていないと、求人を紹介されない可能性がある。
転職エージェントは、登録者のなかから企業側が求める条件を満たした人材を見つけ出し、求人を紹介していくからだ。
ただし場合によっては条件を満たしていなくても、交渉してくれるケースもある。
コンサルタントに転職意欲や人柄をアピールできれば、紹介される求人が増える可能性があるだろう。
転職先が決まるまで時間がかかる
経験やスキル、求職者が求める希望条件によっては、転職先が決まるまで時間がかかる場合がある。
特に面談の際に、転職希望時期をあいまいに伝えてしまうと、サポートの優先度が下がり、後回しにされやすいため要注意。
そのため転職時期は「3ヶ月以内には決めたい」などのように、できる限り明確に伝えよう。
コンサルタントと相性が悪い可能性がある
コンサルタントも人なので、場合によっては相性が合わない可能性もある。
「話が噛み合わない」「希望してない求人ばかり紹介してくる」など、コンサルタントの対応や態度に不満を感じる場合は、思い切って変更を申し出ることも大切。
変更の依頼を申し出て、転職エージェントを有効活用しよう。
相性の良いコンサルタントにサポートしてもらうと、転職の満足度も向上するはずだ。
公認会計士が転職エージェントを利用する5つのメリット
公認会計士が転職エージェントを利用する5つのメリットは下記の通り。
転職エージェントの魅力を知ったうえで、有効活用してほしい。
専門的なキャリア相談ができる
転職エージェントには、公認会計士としてのキャリア形成や目指すべき転職先など、コンサルタントに相談可能。
特に公認会計士に特化している転職エージェントであれば、経験やノウハウをもとに、的確なアドバイスやサポートが受けられるだろう。
転職エージェントを利用して、公認会計士への転職を成功させよう。
監査法人・会計事務所・企業などの実情を把握できる
コンサルタントは実際に監査法人や会計事務所、企業などに足を運び担当者にヒアリングをしているため、実情を把握している。
自分で求人を探して転職活動をする場合は、転職先の実情を知ることは困難であるのが現状。
しかし転職エージェントに登録し、転職先の実情を把握できれば、転職先とのミスマッチを防げるだろう。
転職後、長く働いていきたいと思っている人こそ、転職エージェントの利用がおすすめだ。
非公開求人に出会える
転職エージェントでは、転職サイトや採用サイトなどには掲載されていない「非公開求人」を多く取り扱っている。
非公開求人のなかには、大手企業や有名企業の求人もあるため、自分で求人を探している際には出会えなかった求人を知れる。
求人の選択肢を広げるためにも、転職エージェントへの登録はおすすめ。
書類添削、面接対策のサポートが受けられる
転職エージェントでは、求人紹介だけではなく、書類添削や面接対策などの転職サポートが充実している。
自己流で対策したものとプロに見てもらったものでは、完成度の高さに違いが出るだろう。
そのため初めて転職活動をする人でも、コンサルタントからサポートを受けることで、書類や面接の通過率をアップさせられる。
転職エージェントに登録して書類に書くべき経歴や強み、面接で伝えるべきことなどを把握し、効率的に転職活動を進めよう。
年収交渉を代行してもらえる
転職エージェントでは、会計事務所や企業などとの年収交渉を代行してもらえる。
コンサルタントに希望条件を伝えれば、できる限り希望に沿うように進めてもらえる点は、転職エージェントを利用する大きなメリット。
「年収600万円以上を希望する」のように、具体的な交渉は、自分ではどうしても言いだしづらいもの。
しかし転職エージェントを利用すれば、自分では難しい交渉を代わりに行ってもらえるため、無駄なストレスがかかることもなくなる。
希望の年収がある人や年収交渉を自分でしたくない人は、転職エージェントの登録がおすすめだ。
成功率を上げる転職エージェントの3つのポイント
転職エージェントはやみくもに利用するのではなく、下記3つのポイントを押さえたうえで利用しよう。
上記のポイントを押さえると、公認会計士への転職成功率を上げられるはずだ。
転職の方向性や条件を明確にする
転職の方向性や条件を明確化し、自分が目指すキャリアに合った企業を見つけられれば、転職エージェント経由での転職成功率を上げられる。
そもそも「ただなんとなく転職を決意した」わけではないだろう。
生活やキャリアに大きな影響のある転職を考えた背景には、何らかの理由があるはず。
例えば方向性や希望条件は「公認会計士としてのキャリアアップ」を目的にし「年収700万円以上」を条件とするなど、できる限り細分化すべきだ。
転職の方向性や条件を明確にしたうえで、転職エージェントを有効活用しよう。
転職エージェントは2〜3社に絞る
転職エージェントは2〜3社に絞って登録をし、時間を有効に使いながら転職活動を進めよう。
転職エージェントを利用する際には、登録以外にも連絡や面談などに手間がかかる。
そのため転職エージェントに登録しすぎると、その分労力を費やすことになる。
また担当者とのやり取りや、求人の管理も大変だ。
特化型の転職エージェントを1〜2社、総合型転職エージェント1〜2社と、併用して登録するのがおすすめ。
相性が良くない場合はコンサルタントの変更を申し出る
転職エージェントによってコンサルタントの質は異なるため、相性が良くないと感じる場合もある。
コンサルタントからのサポートは、転職活動を成功させる要因の一つであるため、相性が合わない場合は遠慮なく変更を申し出よう。
転職エージェントによっては、総合窓口や満足度アンケートなどを設置している場合もあるため、利用をおすすめする。
相性の良いコンサルタントを見つけて、効率的に転職活動を進めよう。
公認会計士が転職エージェントを利用する際の手順
初めて転職エージェントを利用する人は、転職エージェントを利用する際の手順を把握しよう。
手順を把握すると、公認会計士への転職活動をスムーズに進められる。
まずは公式サイトにアクセスし、登録ページより利用登録をしよう。
登録する際には、個人情報や職務経歴、転職における希望条件などを入力する。
登録が完了すると、担当コンサルタントより電話やメールで連絡が入る。
コンサルタントからの連絡は、登録日当日〜1週間で来るのが一般的。
連絡が入ったら、キャリアカウンセリングの日程調整を行う。
キャリアカウンセリングは、対面またはオンライン、電話などで行われる。
カウンセリングでは、これまでの経験をヒアリングしながらキャリアの棚卸しを行うため、自分では気づけなかった強み・弱みを客観的に整理できる良いきっかけになるだろう。
キャリアの棚卸しが終わったら、希望条件をヒアリングされて、キャリアプランの提案を受ける。
キャリアカウンセリングによって、キャリアプランの方向性が明確になったら、担当コンサルタントより求人紹介を受ける。
提案された求人に応募するかどうかは、1週間以内を目安に答えなければならない。
応募したいと思う求人がない場合は、その旨を伝えて別の求人を紹介してもらおう。
応募する求人が決まったら、履歴書や職務経歴書などの書類を作成。
企業に出す前に、担当コンサルタントへ添削を依頼しよう。
書類の準備が完了したら、転職エージェント経由で企業に応募する。
書類選考が無事通過したら、担当コンサルタントと面接対策だ。
模擬面接を実施して、本番で十分アピールできるよう練習しておくと良い。
面接対策が完了したら、いよいよ企業との面接だ。
企業との面接には、担当コンサルタントも同行する場合もある。
面接後、担当コンサルタントからフィードバックと合否判定が言い渡される。
内定が決まれば、入社日程や希望年収などの条件をコンサルタント経由で決定。
転職エージェントによっては、現職場の退職手続きのサポートをしてもらえる場合もある。
自分の準備に専念できるため、利用できるサービスは十分活用しよう。
【まとめ】公認会計士の転職なら転職エージェントの活用がおすすめ
転職を検討している公認会計士には、本記事で紹介した以下の中から転職エージェントの活用がおすすめ。
転職エージェントの選び方は「自分の希望や条件に合った求人を取り扱っているか」「コンサルタントの質は良いか」を確認しよう。
また転職エージェントといっても「特化型」「総合型」などタイプはさまざま。
会計士業界に特化したエージェントと、多くの職種を扱うエージェントをうまく併用すれば、あなたの希望に合った求人に出会えるはず。
特化型であれば「CPASSキャリア」、総合型であれば「マイナビAGENT」のように、2〜3社程度登録してあなたにあったエージェントを選ぼう。
本記事が、会計士業界でより好条件の仕事を獲得するきっかけになれば幸いだ。
【Q&A】公認会計士の転職でよくある疑問
- 40代の公認会計士でも転職できる?
-
40代でも転職できる。
40代の公認会計士が転職する場合、実務経験やスキルを持っていることが重要。
転職先としては、監査法人や税理士法人、企業の内部監査部門などが挙げられる。
- 公認会計士の転職先としてコンサルティングファームはある?
-
コンサルティングファームは公認会計士の転職先として人気。
ただしコンサルティングファームでの仕事は、多忙でストレスがかかることが多いため、転職する前によく考える必要がある。
事前に転職エージェントの担当者へ、実情などを確認しておくと安心だ。
- 公認会計士から他の業種に転職できない?
-
公認会計士から他の業種に転職は可能。
公認会計士は、企業の財務や会計に関する知識を持っているため、以下のような幅広い業界で活躍できるだろう。
- IT業界
- 金融業界
- 製造業界
- 不動産業界
どのような業界で働きたいのか、求人を探しながら検討すると良い。