残業が45時間を超えてきつい…
45時間以上は違法ではないの…?
上記のように、残業時間が多くて体力的にきついと悩んでいないだろうか。
結論、残業45時間がきついのはおかしいことではない。
そもそも2019年4月施行の労働基準法改正によれば、月45時間の残業が続くと年間の残業時間の上限である360時間を超えてしまうため、問題がある働き方だ。
このような問題ある働き方が続き、改善される様子がない企業であれば、残業以外にも問題を抱えている場合が多い。
早めに転職活動をはじめて、脱出を図ろう。
なお働き方を改善したいなら「マイナビエージェント」であれば丁寧に希望を聞いてもらえるのでおすすめだ。
本記事では、残業時間ごとの生活イメージや残業がきついときの対処法を解説していく。
最後まで読んで働き方を改善していけば、自分の時間をたっぷり確保できる生活が送れる。
1. 残業45時間の生活はどんな感じ?【20・60・80時間と比較】
改正労働基準法では、残業(時間外労働)について原則として「月45時間・年間360時間」が上限と決められている。
しかし、実際には上限を超えた残業があるのも事実だ。
ここでは9時〜18時が定時の企業を想定し、残業時間ごとの生活イメージを以下に示す。
月の残業時間 | 1日の残業 | 退社時刻 | 体感 | 労働基準法 |
---|---|---|---|---|
20時間 | 1時間 | 19:00 | ワークライフバランス◯ | ◯ |
45時間 | 2〜2.5時間 | 20:00 | 自由時間が減少 | △上限 |
60時間 | 3時間 | 21:00 | 生活するだけで手一杯 | ×違法 |
80時間 | 4時間 | 22:00 | 家族とのコミュニケーションが難 | ×違法 |
上記のように、残業が月45時間を超えると自由な時間が取りにくくなり、趣味や自分の時間をもてなくなってくる。
60時間を超えると帰宅が21時を超えるため、自由に使える時間はほぼなくなる。
80時間となれば、帰宅したときに子どもは寝ており、家族とのコミュニケーションをとることさえ難しい状況におちいるだろう。
2. 残業45時間を超えるときつくなる4つの原因
残業45時間を超えると、以下の4つの理由できついと感じてしまう。
2-1. 自分のための時間がない
残業が45時間を超えると家での時間が削られてしまい、趣味や自由に過ごせなくなってしまう。
ストレスが増加して、心身の健康に影響を与えてしまう可能性がある。
たとえばXに以下のような投稿がある。
上記の投稿からは、残業45時間でも自由時間がなく、きつい様子が伺える。
自由時間がとれないだけでなく、スキルアップのための勉強ができず、キャリアプランがうまくいかなくなってしまうかもしれない。
今の残業を定年まで続けるのがしんどいと感じるなら、今のうちに転職活動をはじめておこう。
「マイナビエージェント」なら20代・30代の転職に強いので、安心して相談できる。
2-2. 家族との団らんが難しい
残業により家族との時間が確保できない場合、家庭への影響も大きい。
よくあるのが妻に家事・育児をすべて任せっきりにしてしまい、いわゆる「ワンオペ育児」になってしまうパターンだ。
夫としては家族を養うために働いているのに、文句ばかり言われて嫌になってしまう。
「何のために働いているのだろう」と苦しくなる。
家族との団らんが減ってしまい、家庭が安らげる場所ではなくなるだろう。
2-3. 残業代がもらえても使う時間がない
残業代が支給されても使う時間や余裕がなく、あまり意味が感じられない場合もある。
Xでは以下のような投稿が見られた。
最近、『時間』はお金よりも大切な資源だと感じるようになりました。
資産形成していくうえで、お金を〝稼ぐこと〟や〝貯めること〟は重要なことだと思います🤔
でも、一歩立ち止まって考えてみると
『家族との時間』
『今の子供たちとの時間』
『友人との時間』
『年齢という時間』
これは過ぎ去ってしまったら返ってこないんですよね。
お金だけではなく、時間も大切にできる人生にしていきたいですよね。
私は、”家族と過ごす時間”を人生の軸において、そのうえで投資や資産形成とも上手く向き合っていきたいと思います
*X(旧:Twitter)より引用
貯金額がどれだけ増えても、幸せを感じられなければ人生の幸福度は上がらない。
残業代よりも時間が欲しいと感じるのはもっともだ。
時間を節約するなら、自分の代わりに転職先を探してくれる転職エージェントサービスを活用するのも方法のひとつだ。
「マイナビエージェント」であれば、ヒアリングをもとに自分に合った仕事を提案してもらえるので、新しい道がひらける。
一度相談してみてはいかがだろうか。
2-4. 体調を崩しやすくなり通院も難しい
長時間の残業による過労やストレスは、体調不良の原因になりやすい。
残業が続くことで十分な睡眠時間が確保できず、体力の低下や免疫力の低下をまねく。
特に20代は経験も浅く覚える仕事が多いため、残業が増えて体調を崩しやすい。
また、残業が増えると通院の予定を入れにくいので、悪循環になりがちだ。
きついと感じたら、悩みの相談に耳を方向けてくれる専門機関に頼ってみよう。
3. 【体験談】残業時間が多くてきつい人の実体験
残業時間が45時間になってくると「問題ない」と続けられる人がいる一方、つらくなってしまう人も必ず出てくる。
ここでは、2つの例をとりあげ、具体的にどのようなきつい面があったのか見ていく。
3-1. 月45時間以上の残業がマイナス評価になる企業
世の中のさまざまな本音が語られるサイト「2ch」で、次のような投稿が見られた。
営業時間を延長…
10時から21時まで…
基本給16万でみなし残業代6万
都内の一部上場企業
45時間を超えたら残業代を申請できるが
その分、評価が下がる(仕事を時間内に終えることのできない無能として)
ボーナスは1ヶ月分…
クソワロタ
*2chまとめサイトより引用
みなし残業とあるため、どれだけ残業しても45時間までは6万円しか支給されないようだ。
しかも45時間を超えて残業代を申請すると、仕事ができない人と認定されてしまうという。
営業時間の延長による縛りがあるため、定時にも帰れない。
上記のような違法ギリギリの企業に就職してしまうと、心身ともに疲弊してしまう。
3-2. 残業が月45時間こえても履歴に残らない日々
noteに休職6ヶ月を経て退職に至った女性の体験談が綴られている。
大好きで憧れていた仕事に就いたものの、以下のような状況が続き、体調を崩したとのこと。
- いつ怒鳴られるかわからない状況
- 発言は基本的に否定
- 仕事だけでなく人格も否定
- タイムカードがなく履歴に残らない残業時間
結果として心が壊れてしまい、回復して人と話せるまで半年かかってしまった。
歯医者や美容院も半年ぶりに通えたとのことで、どれほどきつかったかが伺える。
どれほどやりがいがあって好きな仕事であっても、残業での疲れに加えて上司からの強い圧力があれば、誰でも体調を崩してしまうだろう。
4. 残業が45時間を超えてきつい人の4つの対処法
残業が45時間を超えてきつい人は、以下の4つの対処法をためしてみよう。
なお上から順に取り組みやすいので、まずは1番目からチャレンジしてほしい。
4-1. 仕事の効率化を図る
残業を減らすためには、仕事の効率化が欠かせない。
おすすめは「仕事の優先順位づけ」「早朝の出勤」の2つだ。
「仕事の優先順位づけ」は、次の2軸で仕事を管理する方法で、どの仕事に取り組むか悩む時間を削減できる。
仕事がどの象限に当てはまるか考えて、右上に当てはまるものから取り組もう。
また、いずれにしても時間外労働になるなら、夜の残業よりも早朝出勤がおすすめだ。
人間は後に予定があると集中力が上がるため、夜にダラダラ残るよりも短時間で仕事が終わらせられるだろう。
いわゆる「締切効果」だ。
夜1時間残業するよりも、定時前の1時間を活用するほうが効率的に仕事ができる。
4-2. 周りと協力して仕事をすすめる
残業時間を減らすためには、周りの人と協力しあうことも重要だ。
仕事を分担したり、情報を共有したりすることで、効率的に業務を進められる。
とくに自分が苦手とする仕事は、得意な人に任せた方が早く正確に終えられるはずだ。
また、仕事がうまく進まないときに、困っている状況を適切に伝えるコミュニケーション力も求められる。
締切間近になって「実は終わっていませんでした」となるのは避けたい。
一人で抱え込まず、適切に人を頼って協力しあうのも大切な方法のひとつだ。
なお「どうやってコミュニケーション力を鍛えたらいいかわからない」という人は、無料セミナーでお試しができる「コミュトレ」を利用してみよう。
自分のコミュニケーション力が数値化されるので、改善点が客観的に把握できる。
興味がある方は、以下の記事も役立つだろう。
4-3. 上司に相談する
残業時間が長くてあまりにきつい場合は、上司に相談しよう。
上司に自分の状況や負担を正直に話すと、適切に対処してもらえる可能性がある。
実際に以下のようなXの投稿もある。
立場上、上司は労働者の負担を理解し、働き方を整えなければならない。
理解ある上司であれば、残業時間の削減や仕事の配分の見直しをしてもらえるだろう。
ただし、理解がない場合は逆効果になるかもしれないので、その場合は次の「転職を考える」を実践しよう。
4-4. 転職を考える
行動力が必要だが、つらい働き方をもっとも大きく変えられるのは転職だ。
自分や家族のために新しい環境に飛び込む勇気をもちたい。
「転職先も残業が多かったらどうしよう」と考えるなら、転職エージェントを利用しよう。
担当アドバイザーが転職先の内情をリサーチしてくれるので、転職したらイメージと違ったというミスマッチは起きにくい。
とくに次に紹介する3つの転職エージェントなら、失敗する確率はグッと抑えられる。
5. 残業45時間できつい人におすすめの転職エージェント
残業で苦しむ人には、以下の3つの転職エージェントがおすすめだ。
5-1. ホワイト企業への転職なら「マイナビエージェント」
おすすめな人 | ホワイト企業へ転職したい人 |
特徴 | ・面談でのヒアリングが丁寧 ・企業のリサーチ専門スタッフが在籍 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビエージェントは、ホワイト企業へ転職したい人におすすめだ。
月20時間以下の求人を約2万件保有しているため、ホワイトな働き方ができる企業が見つかりやすい。
月45時間の残業から逃れられるはずだ。
また、丁寧なヒアリングに定評があり、以下のような口コミが見られる。
ミスマッチへの配慮を丁寧にしてくれたこと、転職活動の軸がぶれた時も親身に相談に乗っていただけたこと、多くの候補企業を提案してくれたことの3点が凄く良かったです。おかげで利用してから2ヶ月で無事に内定を取ることが出来ました。次に転職する時もぜひ利用したいと思っています。
*みん評より引用
上記のようにミスマッチがないよう希望に沿った提案をしてもらえる。
「残業時間を減らしてホワイト企業に転職したい」という考えを面談でしっかり伝えよう。
専門のアドバイザーが、豊富な経験をもとにピッタリな求人を見つけてくれる。
5-2. IT系でリモートワーク希望なら「レバテックキャリア」
おすすめな人 | IT系のスキルがあり通勤に消耗したくない人 |
特徴 | ・企業へのヒアリングも実施 ・ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1(※) |
運営会社 | レバテック株式会社 |
レバテックキャリアは、IT系のスキルがあり通勤に消耗したくない人におすすめだ。
残業時間に隠れて見えにくいのが、通勤による時間と体力の消費だ。
できるだけ通勤を減らすには、リモートワークがしやすい仕事を探すといいだろう。
レバテックキャリアは、なかでもリモートワークがしやすいIT系への転職に特化しており、業界を知り尽くしたアドバイザーに相談が可能だ。
支援したエンジニアの90%が「アドバイザーの業界知識が豊富」と実感している(※)とのこと。
働きやすい環境を手にいれるなら、レバテックキャリアだ。
個別相談を無料で行っているので、よい求人がなくなる前に行動を起こそう。
なおIT系が未経験であれば同じ運営会社の「レバテックルーキー」も利用可能だ。
5-3. 心身を休めるなら派遣で働ける「アデコ」
おすすめな人 | ゆっくりと派遣で働いて心身を休めたい人 |
特徴 | ・派遣会社として世界でも最大手 ・派遣社員1人ひとりに担当アドバイザーがサポート |
運営会社 | アデコ株式会社 |
アデコは、正社員ではなくゆっくりと派遣で働き、心身を休めたい人におすすめだ。
派遣会社としては世界最大で、5,000以上の拠点をもっている大手企業なので安心して利用できる。
また求職者1人ひとりに担当アドバイザーがつき、求人の応募から派遣として働いた後もサポートができるので、長期にわたって相談が可能だ。
万が一、思っていた働き方と違っていた場合でも、次の派遣先をすぐに検討してもらえる。
なお将来的に正社員を目指したいなら、紹介予定派遣の求人も多く取り扱っているので、アドバイザーに相談してみよう。
まとめ|残業45時間がきついなら新しい働き方を検討しよう
残業が月45時間を超えてしまうと、きついと感じるのもおかしいことではない。
いわゆる「36協定」で時間外労働の上限が月45時間と決められたが、決して「45時間まで残業OK」というわけではない。
そもそも定時で仕事が終わり、後はプライベートを楽しめる働き方が当たり前なのだから。
「もう働きたくない」「このままでは残業で心身を壊してしまう」と感じているなら、転職を視野に入れながら行動を起こそう。
転職エージェントに相談すれば、自分の市場価値がわかり、収入を上げて残業時間を減らせる可能性がある。
面談が丁寧な「マイナビエージェント」に相談してみることをおすすめする。
残業45時間できつい人によくあるQ&A
- 残業40時間は普通ですか?
-
ほぼ平均なので、普通と言っていいだろう。
厚生労働省の資料によれば、日本の時間外労働時間の平均は以下のとおりだ。
大企業 43時間11分 中小企業 41時間38分 参考:厚生労働省「我が国における時間外労働の現状」 上記のとおり全体の平均が42時間なので、月40時間であれば多すぎることはない。
- 残業40時間で手取り20万は少ないですか?
-
厚生労働省の調査によれば、年代ごとの平均賃金は以下のとおりだ。
年代 男女計 20代 23万4,500円 30代 29万6,500円 参考:厚生労働省「性別にみた賃金」 手取り額は上記のおよそ8割なので、20代であればほぼ平均であり、30代であれば平均より少ないと言える。
転職によって手取り額は増やせる可能性があるので「マイナビエージェント」に相談して、収入の高い転職先がないか調べてもらおう。