初めて転職を考える方にとって、一番最初に思い浮かぶのは「どんな方法で転職したらいいんだろう?」ということではないでしょうか。
おすすめは転職エージェントと転職サイトの併用です。
この記事では、転職の一連の流れ、転職先を見つける方法6選と、成功するコツを紹介します。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
基本的な転職活動の流れを解説
まずは、どの転職方法にも通じる大まかな転職の流れを解説します。
- 転職活動の準備
- 応募書類の作成
- 求人に応募
- 面接対策・選考
- 内定・退職手続き
1. 転職活動の準備
何事にも準備は欠かせません。
実際に、転職サービスを利用する前に必要な準備を紹介します。
自己分析
一番最初にすべきなのが、自己分析です。
なぜ転職したいのが、これまで何をしてきて、どう今後に活かせるかなどを分析していきましょう。
情報収集
そして、転職するにあたって欠かせないのが、情報収集です。
どの企業に転職するのか、どの転職方法で転職するのかを決めるために必要不可欠です。
2. 応募書類の作成
応募書類を作成しましょう。履歴書や職務経歴書の大枠は企業ごとに変わるものではないので、自己分析と共に作成しましょう。
転職エージェントでは、書類の作成もサポートしてくれます。
3. 求人に応募
実際に応募する企業を決めたら、実際に応募しましょう。
転職成功者のアンケートを見ると、複数社応募している人が多いです。
4. 面接対策・選考
面接の対策をして、実際に選考に挑みましょう。
転職エージェントでは、面接対策も行なってくれます。
5. 内定・退職手続き
無事、内定が決まると、退職手続きが必要です。転職エージェントでは、内定後から、退社・入社までのサポートをしてくれる所が多いので、利用するのがおすすめです。
心身的にダメージが酷い場合など、円満な退職が望めない場合は、お金がかかりますが、退職代行サービスもあるので利用してみるといいかもしれません。
退職代行サービス
退職代行は、同僚や上司と関わる必要がなく退職できるサービスで、面倒な退職手続きを代行してくれるサービスです。お金を払って利用するサービスなので、きちんと会社を見極めて利用しましょう。
弁護士や労働組合が運営するサービスは違法性が少なく利用できるので、おすすめです。
退職代行ガーディアンは、労働組合法人が運営しており違法性の問題はなく、費用は一律¥24,800と退職代行の中ではリーズナブルなので、おすすめです。
おすすめはどれ?転職方法6選
ここからは、実際に転職先を探す方法を6つ紹介します。
サービス名 | ハローワーク | 求人雑誌 | 会社のHP・SNS | リファラル | 転職サイト | 転職エージェント |
---|---|---|---|---|---|---|
メリット | 地方でも相談できる | ひと目で多くの求人が見れる | 会社の社風がそのまま受け取れる | ミスマッチが少ない | 自分のペースで動ける | 多くのサポートが受けられる |
デメリット | 求人票の記載内容と 実際の労働条件が 異なることがある | アルバイトやパートがメイン | 知ってる会社の求人しか見れない | 自分からは動けない | サポートはないことが多い | 担当者に当たり外れがある |
1. ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所)は、国が無償で支援を行う雇用のセーフティネットの中心的役割を担うサービスです。
全国に540ヶ所以上に設置されており、求人数は790万件以上抱えています。地域密着型の就職支援を実施しているため、地元で転職をしたい人やUターンIターンを考えている人におすすめです。
ハローワークのメリット
ハローワークでは、ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)が行われており、求職者のスキルアップを支援してくれます。
また、面接対策や応募書類の作成方法、適職探しのヒント、ビジネスマナー、業界研究など様々な就職支援セミナーを実施しています。
ハローワークのデメリット
ハローワークは失業手当をもらうところで仕事を探す場所じゃない。求人見ればわかるけどブラックなところばかり。いちど見てみるといいですよ。この世の地獄かとおもうくらいブラックな案件しかない。そんな場所がハローワーク
※X(旧Twitter)より抜粋
ハローワークでは基本的にどんな企業も無料で求人が掲載できるので、ブラック企業の求人が多いという口コミが見つかりました。
2. 求人雑誌
求人雑誌は、コンビニなどに置いてある求人が掲載された雑誌です。多くの求人誌は無料で貰えます。
また、求人誌の多くは紙媒体だけではなく、インターネット上でもサイトがあり、その中で求人を検索することもできます。
求人誌のメリット
求人誌は、ひと目で多くの求人を見ることができるので、自分でも思いも寄らないような求人が目に入り、選択肢が広がります。
また、地域に密着した求人誌が多いので、地元で求人を探す際におすすめです。
求人誌のデメリット
求人誌の多くは、アルバイトやパートの求人です。
そのため正社員に転職したい人にはおすすめできません。
3. 企業のHP・SNS
自社ホームページを持っている企業の多くは、ホームページの中に求人情報が掲載されています。また、最近では、HPだけでなく、企業の公式SNSや採用担当者のSNSなどで求人を募集している企業も多くあります。
各企業のTwitterやInstagram、Facebook、TikTokのアカウントをフォローしておくと情報を逃しにくいためおすすめです。
企業のHP・SNSのメリット
企業の採用担当者が意向がそのまま反映されているので、企業の社風や職場の雰囲気が分かりやすく、ミスマッチが起こりづらいです。
企業のHP・SNSデメリット
直接企業のHPやSNSを見ないと情報を得られないので、すでに知っている企業以外の情報を見つけることが困難です。
行きたい企業が決まっている場合などにおすすめです。
4. リファラル採用
リファラル採用とは、既に企業で働いている従業員からの紹介で採用する方法です。
リファラル採用のメリット
企業の雰囲気や仕事内容・福利厚生を直接、働いている人に聞けるので、入社後のミスマッチを防げます。
リファラル採用のデメリット
そもそも企業に働いている知人が居ないことには、紹介も応募もできないので自分で動くことができません。
また、知人からの紹介とはいえ、必ず採用されるわけではありません。不採用になってしまった場合に、人間関係が変わってしまう場合もあります。また、採用され、入社後の関係性が良好のままとは限りません。人間関係の変化には留意しておくといいでしょう。
5. 転職サイト
転職サイトは、インターネット上で、様々な企業の求人を検索・閲覧・応募できるサイトのことを指します。
転職サイトには大まかに分けて直接応募型とスカウト型の2つの種類があります。
直接応募型
直接応募型は文字通り、求職者が直接求人に応募する形式のことです。
サイトに求人情報があり、そこから企業の採用担当者とコンタクトをとり応募する形式が殆どです。
スカウト型
一方でスカウト型は、企業の採用担当者が求職者にオファーをする形式のことを指します。
逆オファー型ともサイトに登録した、経歴などをもとにオファーが送られます。
6. 転職エージェント
転職エージェントは求職者一人一人に担当者がついて、求人紹介を行ってくれるサービスです。
求人紹介だけでなく、提出書類の添削や面接対策、企業とのコンタクトの代行など、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。
▼転職サイトと転職エージェントの比較
転職エージェントは、総合型と特化型に分かれています。自身の属性や、転職の目的によって使い分けたり、併用することがおすすめです。
ここからは、具体的な各サービスの説明やおすすめのサービスを解説していきます。
【年代・属性別】おすすめの転職サイト・エージェント
各転職方法について解説してきましたが、ここからは、年代・属性別でおすすめの転職サイト・エージェントを紹介していきます。
1.20代・第二新卒向けなら「ウズキャリ(UZUZ)」
ウズキャリは20代に特化した転職エージェントです。
第二新卒や社会人経験が浅い人におすすめ。20代の転職を知り尽くしたエージェントが徹底的にサポートしてくれます。
基本情報 | ウズキャリ |
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運営会社 | 株式会社UZUZ |
求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
2.ハイクラス向けなら「JACリクルートメント(JAC Recruitment)」
キャリアアップをしたいハイクラス層の人にはJACリクルートメントがおすすめ。
大手企業や外資系・海外進出企業の転職に力を入れています。
基本情報 | JACリクルートメント(JAC Recruitment) |
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運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公開求人数 | 20,868件 |
対応地域 | 全国 |
3.女性におすすめの転職サービス「パソナキャリア (PASONA CAREER)」
女性の向けの求人が豊富なのが、パソナキャリア。
サービス自体は男女問わず利用できるサービスですが、女性活躍推進コンサルティングチームがあり、女性ならではの転職の悩みを相談できます。
基本情報 | パソナキャリア(PASONA CAREER) |
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運営会社 | 株式会社パソナ |
総求人数 | 42,598件 |
対応地域 | 全国 |
【職種別】おすすめの転職サイト・エージェント
特化型の転職エージェントには、職種ごとに特化したサービスが複数あるので有名なものを紹介します。
1.エンジニア向けおすすめサービス「レバテックキャリア」
レバテックキャリアは、ITエンジニア・デザイナー特化の転職サービスです。
既にエンジニアとしての実務経験がある人にピッタリ。
5人に4人が年収アップの実績を持っているのでキャリアアップをしたい人におすすめです。
基本情報 | レバテックキャリア |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 33,920件 |
対応地域 | 全国 |
2.IT業界向けおすすめサービス「レバテックキャリア」
レバテックキャリアは、IT業界に特化の転職サービスです。
エンジニアだけでなく上流工程のIT求人が7,000件以上と豊富。(2024年10月時点)
現職よりもレベルの高いポストを狙って、自己成長と年収アップを狙いたい人におすすめです。
基本情報 | レバテックキャリア |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 33,920件 |
対応地域 | 全国 |
3.保育士向けおすすめサービス「ヒトシア保育」
ヒトシア保育は、保育士特化の転職エージェント。保育士以外にも、幼稚園教諭や栄養士・調理師などの求人も豊富です。
検索方法も豊富で、雇用形態や、勤務地だけでなく、運営法人や施設形態からも求人を調べることができるので、ライフスタイルや転職の軸に沿った転職が可能です。
基本情報 | ヒトシア保育 |
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運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
公開求人数 | 5,114件 |
対応地域 | 全国 |
4.介護職向けおすすめサービス「マイナビ介護職」
マイナビ介護職は、マイナビが運営する、介護士特化の転職エージェント。業界専門のアドバイザーが相談に乗ってくれます。
特化型の転職エージェントは首都圏や大都市に求人が集中していることが多いですが、マイナビ介護職は全国15ヶ所に面談会場があり、地方の求人もあるので全国の人におすすめできます。
基本情報 | マイナビ介護職 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
80,428件 | |
対応地域 | 全国 |
5.薬剤師向けおすすめサービス「ファルマスタッフ」
薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1のファルマスタッフは、日本調剤グループの企業が運営しているため、調剤薬局の求人が豊富です。
また、正社員だけでなく、パート・アルバイト/ 派遣紹介 /紹介予定派遣から雇用形態が選べるため、ライフスタイルに合わせた転職が可能です。
基本情報 | ファルマスタッフ |
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運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
公開求人数 | 51,307件 |
対応地域 | 全国 |
6.看護師向けおすすめサービス「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計40万人以上の利用者数を誇る、看護師特化の転職エージェント。
レバウェル看護は、LINEやメールでやり取りできるので、転職エージェントにありがちな、「自分のペースで転職できない」という悩みがないのもおすすめです。
基本情報 | 看護のお仕事 |
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運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 159,428件 |
対応地域 | 全国 |
新卒就活と転職の違い
実際に転職活動を始めると「新卒就活の時と何が違うの?」といった疑問が思い浮かぶと思います。違いを明確に把握しておくことで、転職活動が成功に近付きます。
1.ポテンシャル採用じゃなくてキャリア採用
新卒就活は、「ポテンシャル採用」と言われることもあり、現状で持っているスキルを重視するのではなく、求職者本人の本質や滞在的能力を重視して採用します。一方で、転職、中途採用は、「キャリア採用」とも呼ばれ、年代にもよりますが、スキルや経験を既に持っている人を「即戦力」として採用します。
そのため、転職活動を始めるにあたって、これまでの職歴やスキルを見直すと良いでしょう。
2.スケジューリングを自分で行う
新卒採用の場合、大まかなスケジュールが決まっており、周りと同じペースで就活を進めることができます。一方で転職活動は、スケジュールに関して何も規定がありません。
そのため、自分で転職活動のスケジュールを管理しないといけません。スケジュール管理が苦手という方には、日程調節を代行してくれる、エージェントを使って転職することをおすすめします。
成功率UP!転職成功のコツ3つ
1.転職活動は在職中がおすすめ
在職中に転職活動をすることで、金銭的な不安がなく、精神的に余裕を持って転職活動することができるのでおすすめです。
2.エージェントとサイトの併用がおすすめ
エージェントとサイトには、それぞれメリット・デメリットがあります。併用することでメリット・デメリットを補うことができます。
3.「すぐにでも転職したい」とエージェントに伝える
エージェントの目的は早く多くの人を転職成功へと導くことです。
「すぐにでも転職したい」人には、エージェントも自ずと優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
最後にオススメの転職サービスをおさらい
最後におすすめの転職エージェントをおさらいしましょう。自分に合った転職方法を活用して転職活動を成功させてください。