休みが少なく給料も低くて辛い
飲食から転職する方法を徹底解説。飲食業界での経験を活かして活躍できる、おすすめの業界と職種をご紹介します。
転職プラス編集部が厳選したおすすめ転職サイト・転職エージェントを使って辛い飲食業界から転職しましょう。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
【辛い飲食から転職者続出】飲食から脱出する方が多い理由
飲食は離職がとても多い業界です。令和2年度の厚労省調査※ではなんと、離職率15.3%・入職率12.4%の高い数値を出しています。
飲食から転職してしまう方が増加してしまっている理由を3つ解説します。
- 長時間労働なのに給与が低い
- 職人気質な人が多く人間関係が難しい
- 休みが不定期な上に少ない
それぞれ順に説明していきます。
①長時間労働なのに給与が低い
開店準備から翌日の仕込みまで行う飲食店の従業員は、10時間を超える勤務時間はザラにあります。それだけ長時間働いていても、飲食業界は利益率が低いので、給与は高くありません。
働けど働けど、生活が楽にならないので嫌気がさして離職します。
②職人気質な人が多く人間関係が難しい
飲食業界は昔ながらの職人気質の調理師が多いです。
そのため調理師の中には「見て覚えろ」という考え方で、具体的な指導はありませんがミスをすると烈火のごとく怒るケースも。
お世辞にも働きやすいとはいえない職人気質な環境に、現代を生きる20代~30代はついていけずに離職します。
③休みが不定期な上に少ない
人が休んでいる休日こそ飲食業界にとって稼ぎ時です。
そのため休みがシフト制の不定期になってしまい、家族や友人、恋人との大切な時間を取りにくいです。
また4週4休や4週6休の飲食店が多く、週1、2回しか休めないという休日数の少なさも離職原因につながっています。
高く評価されている飲食業界経験者の魅力
飲食は離職が多い厳しい業界ですが、培ったスキルは異業種から高く評価される傾向にあります。
「飲食から転職なんて無理」
そう思われる方が多いですがそれは違います。なぜなら、日本の飲食業は訪日外国人から評価が高く、世界的にハイレベルな接客・調理スキルがあるから。そうした日本の飲食業で働いている人材もまた優秀です。
特に接客や食材に関する専門知識は、他の分野にも活かしやすい圧倒的な強み。
なぜならサービス業において接客は欠かせませんし、飲食業以外にも食品を扱う仕事があるからです。
飲食で培った経験とスキルを活かして転職する方法
飲食から転職を成功させるには、転職サイトと転職エージェントを活用しましょう。
なぜなら人材業界のプロでない以上、優良企業を見抜くのは困難だから。
しかし求人サービスは非常に多く、どれを使えば良いかわからないという方が多いです。
また具体的な転職先のイメージがつかない方もいらっしゃいます。
そこで今回は飲食から転職するのにおすすめな業界と職種、更に求人サイトと転職エージェントも厳選してご紹介します。
飲食から転職するならおすすめの業界と職種
飲食から転職するなら、培ったスキルを横展開で活かせる業界と職種がおすすめ。
なぜなら、まったくの0ベースから新しいことにチャレンジするより、知識と技能の習得がスムーズだからです。
また横展開ができる業界と職種であれば、採用担当者からの評価も高まり内定率が上昇します。そんな狙い目の業界と職種をご紹介。
飲食から転職するならおすすめの業界
飲食から転職するなら横に繋がりのある業界がおすすめ。
これまで培ってきた経験を活かして、スムーズに慣れる環境が良いです。具体的には下記3業界を当サイトでは推奨しています。
- サービス業
- 食品業界
- IT業界
その理由をそれぞれ解説します。
サービス業
飲食業で培われる接客スキルは、対個人のサービス業全般で役に立ちます。
例えばアパレル業界やタクシー業界、介護サービスであれば福祉業界なども。
食品を扱わないサービス業は数が多いので、選択肢が広がります。
食品業界
調理や食材の知識は他の業界でも活かせるのでおすすめです。
具体的に活かせる業界は農業、畜産業、食品製造加工業、食品卸売業、また給食業など。
食品と一口にいっても生産から製造加工、流通まで幅が広く、自分に合った分野が探せます。
IT業界
IT業界はPCに向き合うだけの仕事と思われるかもしれませんが、それは違います。
なぜならクライアントや他職種と連携してプロジェクトを進めるため、コミュニケーション能力が必須になるから。
飲食の接客スキルは、IT業界における社内外での折衝に役立ちます。
飲食から転職するならおすすめの職種
おすすめの業界をご紹介しましたが、職種はさらに複数あります。
そのため飲食から転職する際に、おすすめの職種も併せてご紹介。
- 対人職種
- 食品関連職
- SES営業
その理由を解説します。
対人職種
飲食と同じ個人向けの販売職・営業職、また介護職がおすすめ。同じスタイルで人に関わるので、飲食での経験をすぐに活かせます。
また介護職は介護職員初任者や介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取得することで、さらなるスキルアップも。
食品関連職
食品関連職は飲食と同じ食品を扱う職種です。
具体的には製造開発職(生産技能、生産技術、品質管理、品質保証、分析、研究)や、食品配送ドライバー・集団調理の調理師など。
(管理)栄養士免許を取得することで、より専門的に活躍するチャンスも。
SES営業
SES(システムエンジニアリングサービス)とは、システムやソフトを制作する際に用いられる契約形態を指します。
具体的にはITエンジニアをクライアント先に常駐させて、システムを開発するという形態。
SES営業はITエンジニアとクライアントをつなぐ職種。クライアント先に常駐させるITエンジニアを選定して紹介する、いわば仲人のような仕事です。
クライアントとITエンジニアの仲立ちをする仕事なので、飲食業で培われた経験を活かせます。
おすすめの飲食から転職できるサイト
ここまでは飲食から転職するべき業界と職種をご紹介しました。
次項からは具体的な当サイトが厳選した転職サイトを3つピックアップ。
- リクナビネクスト(リクナビNEXT)
- re就活(就職)
- 綜合キャリアオプション
それぞれご紹介していきます。
①リクナビネクスト(リクナビNEXT)
リクナビNEXTは転職初心者から経験者まで、まずは登録すべき王道の大手転職サイトです。
未経験求人も数多く掲載されており、飲食業から異業種へ転職する際に役立ちます。
また大都市圏以外の地方求人も充実しており、中小の転職サイトにはない求人が多い点も魅力的。
「地方で仕事を探している」「未経験求人をたくさん知りたい」そんな地方で未経験の求人を探している方の、ハードルを下げてくれる転職サイトです。
②re就活(就職)
re就活は20代の若手に特化している転職サイトです。
「とりあえず新卒で飲食業に入ったけど合わない」「アルバイトから飲食社員になったけど他にやりたいことが見つかった」といった新しい仕事にチャレンジしてみたい若い方におすすめ。
また就職なども開催しており、カジュアルに企業担当者と接点を持てる点も魅力といえるでしょう。
③綜合キャリアオプション
綜合キャリアオプションは派遣・職業紹介・紹介予定派遣を展開している人材会社。
「いきなり正社員は不安」「お試しで働いてみたい」そんな慎重派な方は紹介予定派遣を利用すれば、派遣先企業の雰囲気がわかり、気に入ればそのまま直接雇用されます。
おすすめの飲食から転職できる転職エージェント
転職サイトだけでは不安という方は転職エージェントと二人三脚で、転職活動に取り組みましょう。
転職エージェントは転職サイトと同様に星の数ほどあるので、通常は吟味が必要。
今回は当サイトが厳選した優良エージェントを3つピックアップしました。
- リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)
- doda(デューダ)
- DYM就職
それぞれご紹介していきます。
①リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)
リクナビエージェントは先ほどご紹介した、「リクナビNEXT」を運営している株式会社リクルートが展開している転職エージェントです。
高額報酬の求人や残業が少ない求人など、転職希望者の希望に合わせた求人を紹介してくれます。
また転職に慣れていないという方も、バッチリサポートしてくれるので安心。
「これだけは譲れない希望がある」「初めての転職で不安」そんな方におすすめです。
さらに登録はたったの5分で完了するので、気軽に転職エージェントに相談できる点も魅力。
②doda(デューダ)
dodaは総応募数114%※の年間成長率を誇っている、急成長中の転職エージェント。
ベンチャー企業から大手企業まで取引している実績があります。
更に独自の非公開求人も取り扱っており、dodaを介さないと出会えない求人があります。
「色々な求人を知りたい」「狙い目の求人を狙いたい」そんな方はぜひ使うべき転職エージェントです。
③DYM就職
株式会社DYMはとにかくレスポンスが早く、転職活動がサクサクスピーディーに進みます。
またアウトソーシンググループ(証券コード2427)の株式会社アウトソーシングテクノロジーと2020年に資本提携を開始しており、IT分野での求人紹介にも強みをもっています。
「未経験からIT分野に転職してみたい」「手に職をつけたい」「早く転職活動がしたい」そんな方は使うべき転職エージェント。
飲食から転職して新しい人生を歩もう
飲食から転職をすることでカレンダー通りの休暇になったり、給与がアップする可能性は非常に高いです。
転職するなら飲食業界で培ったスキルを活かす転職を目指すのがおすすめ。
もし飲食業の将来に不安がある方や転職を考えていらっしゃる方は、一歩踏み出すことで人生を大きく変えましょう。