東京都在住のフリーランスWebライター。5年半金融機関に勤務後、生きやすさを求めてWebライターに転身。転職や金融など人生の転機に役立つ記事を書いています。
人材育成サービスのおすすめはどこ?
人材育成サービスはどうやって選べばいいのだろう?
人材育成サービスとは、企業が自社の社員の育成や研修を外部委託できる仕組みのことである。
導入することで、社員のモチベーション向上が狙えて、人材育成にかける人件費や時間を減らせるだろう。
とはいえ人材育成サービスにはさまざまな種類があり、どれを利用するべきか分からないという担当者も多いかもしれない。
そこで本記事ではおすすめの人材育成サービス9社を紹介する。
本記事を読めば自社に合う人材育成サービスが見つかり、自社の社員に合った研修や教育が実現できるだろう。
おすすめの人材育成サービス9選
おすすめの人材育成サービスとして、以下9社を紹介する。
- リーダーシップのある社員の育成なら「アーティエンス」
- 英語力の高い人材育成なら「ネイティブキャンプ」
- DXに特化したオンライン研修なら「ジッセン!DX」
- ITスキルからビジネスまで幅広い教育なら「トレノケート」
- マネジメントスキルの向上なら「ヒロラボ」
- ユニークな社員研修を導入したいなら「K-7」
- 幅広いテーマ別研修を取り入れたいなら「株式会社セゾンパーソナルプラス」
- グローバル特化のIT人材育成なら「GDIコミュニケーションズ」
- 社員のキャリア形成サポートなら「プロティアン・キャリア」
サービスごとに強みや取り扱うテーマが異なるため、自社の育成目的に合ったものを選んでほしい。
リーダーシップのある社員の育成なら「アーティエンス」
対応エリア | 全国 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | あり |
テーマ | 階層別、マインド、思考力・業務遂行力、 リーダーシップ・マネジメント、 ファシリテーション、その他専門研修 |
サービス形態 | 講師派遣研修、公開講座 |
公式HP | https://artiencecorp.com/ |
アーティエンスは、個人のリーダーシップの発揮や組織開発(組織間の連携強化や組織課題の解決)に強みをもつ人材育成サービスだ。
企画から一緒に考えてもらえるため、自社の課題解決や目的にあった研修が実施できるだろう。
実施後の「研修の振り返り」や「現場変化の整理」、「バトンメール」と呼ばれる研修フォローも実施しており、研修効果を確認・持続させるためのアフターケアも丁寧といえる。
目的達成に向けて最適な研修を実施したい場合におすすめの人材育成サービスだ。
英語力の高い人材育成なら「ネイティブキャンプ」
対応エリア | 全国、海外 |
料金 | ・ライトプラン:基本550円+受講回数×550円 ・スタンダードプラン:月額6545円 ・プレミアムプラン:月額8250円 |
無料体験 | あり |
テーマ | ビジネス英語 |
サービス形態 | オンライン英会話 |
公式HP | https://nativecamp.net/corporate |
ネイティブキャンプは会員数130万人を超えるオンライン英会話サービスだ。
「カランメソッド」によりビジネス英語を通常の4倍で習得できるのが魅力である。
レベル別のレッスンが豊富で、社員の英語力に合わせたレッスンが提供できる。
進捗管理システムがあるので、研修担当者の目に見える形で研修効果を実感できるのもメリットだ。
英語力の高い人材を育てたい企業にはネイティブキャンプの人材育成サービスがおすすめである。
DXに特化したオンライン研修なら「ジッセン!DX」
対応エリア | 全国 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | なし |
テーマ | DXスキル |
サービス形態 | オンライン研修 |
公式HP | https://www.jissendx.com/ |
ジッセン!DXは、SO Technologies株式会社が提供するDX・デジタルマーケティングに特化したeラーニングサービスだ。
DX・デジタルマーケティングに関する知識の習得だけでなく、実践的なスキルやノウハウを学べるのがポイント。
オンラインで何度も視聴できて復習しやすく、知識の定着率アップも狙える。
導入企業は1000社以上、e-ラーニング受講ユーザー数は2万人以上で、実績が豊富な人材育成サービスといえる。
ITスキルからビジネスまで幅広い教育なら「トレノケート」
対応エリア | 全国、海外 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | なし※お試し受講価格あり |
テーマ | ITスキル、ビジネススキル、グローバル人材育成 |
サービス形態 | 集合研修、オンライン研修、eラーニング |
公式HP | https://www.trainocate.co.jp |
トレノケートは新入社員から経営層までIT人材育成をカバーしている人材育成サービスだ。
年間1,400社以上の取引、そして「Top IT & Technical Training Companies」に3年連続で選出されているなど、IT研修企業として優れた評価を受けている。
実績豊富な企業に自社の研修を任せたいならおすすめのサービスだ。
IT人材の育成に力を入れたい企業にも向いている。
受講人数や研修場所など柔軟に対応できるほか、育成計画の立て方から相談できるため、初めて人材育成を外注する場合でも安心して利用できるだろう。
マネジメントスキルの向上なら「ヒロラボラトリー」
対応エリア | 全国、海外 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | あり |
テーマ | リーダーシップ、マネジメント |
サービス形態 | オンライン研修 |
公式HP | https://hirolaboratory.com/ |
ヒロラボラトリーでは、管理職やマネージャーに必要なスキルを2日間で身につけられる「Management 3.0」が受講できる。
「Management 3.0」は研修後からすぐに実践可能な手法がまとめられた内容で、社員のリーダーシップ向上に効果的だ。
企業規模にかかわらず幅広い企業で満足度が高いため、管理職やリーダー育成に力を入れたい企業におすすめである。
無料研修体験会も実施してもらえるため、研修内容やオンライン研修のやり方を知った上で、導入すべきか判断してみよう。
ユニークな社員研修を導入したいなら「K-7」
対応エリア | ・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城 ・栃木・群馬・静岡・愛知(相談可) |
料金 | 半日:15万円~1日:30万円~成果追及(1年):400万円~※予算内で可能な研修の提案もOK |
無料体験 | なし |
テーマ | リーダーシップ、チームワーク力強化 |
サービス形態 | 体感型研修、座学研修 |
公式HP | https://k-7.jp/ |
K-7ではリーダー候補向けの戦闘型人材育成研修を提供しており、他社とは一味違った研修内容が魅力だ。
戦闘型チームビルディング研修は、元自衛官や元救急隊隊長の講師による模擬戦闘を体験しながらチームを率いる人材を育てる研修プログラム。
また参加型だけでなく、オンライン実施の自律型チーム育成研修「艦隊戦」はチームワークを強化できるプログラムも用意されている。
ユニークな研修内容で効果的な人材育成を狙いたいならK-7がおすすめだ。
幅広いテーマ別研修を取り入れたいなら「株式会社セゾンパーソナルプラス」
対応エリア | 全国 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | 一部あり(インバスケット研修、eラーニング) |
テーマ | 階層別、スキル別、部門別、コールセンター向け |
サービス形態 | 集合型研修、オンライン研修、eラーニング |
特徴 | 導入実績20000件以上、登録講師200人以上、満足度95% |
公式HP | https://corporate.saison-psp.co.jp/ |
株式会社セゾンパーソナルプラスは課題や要望に合わせて研修プログラムをオーダーメイドで提供してもらえるので、自社の都合に合わせた研修を組みたい企業におすすめだ。
特にコールセンター・コンタクトセンターの人材育成に実績があり、独自のナレッジ・ノウハウを有効活用した研修が魅力である。
どの研修も講義形式だけでなく、ロールプレイング演習を取り入れた体感型トレーニングで再現力のあるスキルを学べる。
企業の要望を反映させたオリジナルの研修プログラムを提供しているため、より研修効果を高めやすい。
企画から受講後のフォローまで手厚くサポートをしているため、外部研修に不安がある場合でも安心して依頼できる。
また、材育成のあらゆるお悩みや疑問など無料で相談可能なので初めて研修業務を外注する企業におすすめのサービスだ。
業界一相談しやすい研修会社「株式会社セゾンパーソナルプラス」に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
グローバル特化のIT人材育成なら「GDIコミュニケーションズ」
対応エリア | 全国、海外 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | オンラインにて最大1時間(1名~4名まで) |
テーマ | グローバル人材、企業向けビジネス語学 |
サービス形態 | 社内常駐講師による対面研修、講師派遣による対面研修、オンライン研修 |
公式HP | https://www.gdicommunications.com/ |
GDIコミュニケーションが提供しているサービスはお客様である企業の内部に講師が常駐して行うビジネス研修やグローバル関連の業務を行っている人材に対する研修。
その他にも、海外ビジネス支援、グローバルな外国籍を中心としたITエンジニア人材の紹介・派遣など、グローバルに関するサポートを行っている。
グローバルにビジネス展開を行っている企業や人材育成に課題を抱えている研修担当者はぜひ問い合わせてみてほしい。
社員のキャリア形成サポートなら「プロティアン・キャリア」
対応エリア | 全国 |
料金 | お問い合わせ |
無料体験 | なし |
テーマ | キャリア形成支援、生産性向上 |
サービス形態 | 研修・ワークショップ、eラーニング、診断、キャリア面談 |
公式HP | https://protean-career.or.jp/ |
プロティアン・キャリアでは現代版プロティアン・キャリア理論を用いた人材育成サービス「プロティアン・キャリアドック」を提供している。
プロティアン・キャリア理論とは社員の自律型キャリア開発の実践的手法であり、社員の生産性や創造性を高める効果が期待できる。
商社や金融業界などさまざまな業界の大手企業でも導入が進んでおり、変化の大きい社会に対応できる社員育成が実現可能だ。
社員のキャリア形成を支援を目的としている企業におすすめである。
失敗しない人材育成サービスの選び方3選
人材育成サービスを選ぶときは以下の3点に注目しよう。
自社の目的に合った人材育成サービスを選ぶことで、より効果的に優秀な人材の教育につなげられるだろう。
法人向け人材育成サービスの見積もりを、一括で比較したい方は「ミツモル」の利用がおすすめ。
実績や導入事例が豊富なサービスか
多くの企業に利用されている人材育成サービスであれば、安心して研修を外注できる。
またサポート実績のあるサービスであれば、さまざまな企業のニーズに応えられるだけのノウハウを保有しているはずだ。
自社に合った研修をサポートしてもらえるため、より効果的に人材育成を行える。
人材育成サービスを比較するときは、導入実績や事例をチェックしよう。
自社の業界や業務内容と研修内容が合致しているか
人材育成サービスが提供している研修の内容や分野にも注目しよう。
自社の業界や業務内容に関する研修内容であれば、社員の興味や関心が集まり、学習意欲が高まる。
また社員自身の仕事に直結している業務に関するスキルや知識を身につけることで、すぐに実践しやすい。
自社の研修目的を明確にし、それに合致した内容の研修を提供しているサービスを利用しよう。
研修後のフォローも手厚いか
研修そのものだけでなく、研修後のフォロー内容もチェックしておこう。
アフターフォローの手厚さは、研修の効果を最大限に高めるのに重要なポイントだ。
研修後のフォローアップまでプログラムに組み込まれていれば、習得した知識やスキルの定着を促せる。
研修で高めたモチベーションの維持にもつながるため、アフターフォローの内容も確認しておくことをおすすめする。
人材育成サービス利用するときの5ステップ
まずは自社の目的に合いそうな人材育成サービスを提供している会社に問い合わせを行う。
問い合わせ方法は専用フォーム、もしくはメールが一般的だ。
必要事項を入力し、担当者からの返信を待とう。
問い合わせした企業の担当者からは、自社が抱えている問題や研修の目的などのヒアリングを受ける。
相談の段階では料金がかからないのが一般的なので、複数のサービスへ問い合わせをして比較すると良い。
ヒアリングされた内容を元に、先方から研修内容やプログラムについての提案をしてもらえる。
自社の課題点や希望に寄り添った提案をしてくれるサービスを選ぼう。
利用する人材育成サービスが決まったら、研修準備に取りかかる。
自社の事業内容や研修の目的に応じて、1から企画してもらえる人材育成サービスも多い。
研修資料や場所の確保など、スムーズに研修が進むよう準備しておこう。
研修後はサーベイを実施し、研修の効果をチェックする。
研修のアフターフォローまでサポートしてくれるサービスを利用すれば、より知識やスキルを定着させるノウハウを伝授してもらえるだろう。
まとめ|自社のニーズに合った人材育成サービスを選ぼう
自社のニーズに合った人材育成サービスを選べば、社員のスキルやモチベーションが向上し、優秀な人材を育てられるはずだ。
また人材育成を外注することで、研修業務にかける人件費や時間を減らせる効果も期待できる。
本記事の内容を参考にして、自社に合った人材育成サービスを見つけて欲しい。
人材育成サービスに関するよくあるQ&A
- 人材育成サービスを利用するにはどのくらいの費用がかかりますか?
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人材育成サービスの利用料は、実施する研修内容やサポートを受ける期間によって異なる。
予算内で実施可能な研修プログラムを提案してもらえるケースもあるので、気になるサービスがあれば気軽に相談してみよう。
- 人材教育と人材育成の違いは何ですか?
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「人材教育」は知識やスキルを教えて社員を教育することを指す。
一方「人材育成」は企業が望む方向に社員を導くことを指し、人材を育成することで企業の戦略や目的を果たすことを意味する。