「転職エージェントにはデメリットが多いのだろうか。」と不安に思っている人もいるはず。
そこで今回は、転職エージェントのデメリット及びメリットを解説していきます!
また、ハローワーク、転職サイトとの違いや、使いこなすコツも紹介していきます。
◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
気になる!転職エージェントのデメリット
転職をするうえで、転職エージェントを利用するかどうか迷っている人も多いはず!そこでまず、転職エージェントのデメリットを解説していきます。
- 希望の求人に応募できないことがある
- 希望と合わない求人を紹介される場合もある
- 応募や内定受諾を急かされることもある
- アドバイザーの質に差がある
- 担当者とのやり取りが面倒
デメリットとして以上の項目が挙げられます。それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①希望の求人に応募できないことがある
転職希望者のスキルや経歴が、企業の定める要件に満たない場合、応募することをアドバイザーに断られる場合があります。
この背景には、転職エージェントの収益構造があります。転職エージェントは企業から紹介料をもらうことで収益を得るため、企業の採用基準を満たすような人材を紹介しないといけません。そこで、応募段階で転職希望者を社内スクリーニングにかけることがあるのです。
後々になって応募できないことを知るとショックも大きいでしょう。そのため、応募できるかどうかを、早い段階でアドバイザーに確認することをお勧めします。
②希望と合わない求人を紹介される場合も
アドバイザーは、転職希望者それぞれの市場価値を把握しています。そのため、転職希望者の希望とは異なるけれども、内定を獲得できる可能性の高い求人を紹介することがあります。
希望と異なる求人を紹介された場合は、自分の希望の条件をしっかり考慮に入れて判断するようにしましょう。
③応募や内定受諾を急かされることも
アドバイザーが応募や内定受諾を急かしてくることがあります。そのような場合は、焦らず、落ち着いて考えるようにしましょう。
④アドバイザーの質に差がある
アドバイザーの対応の質にムラがあります。また、アドバイザーとの相性が良い場合もあれば悪い場合もあります。
対応が悪いと感じたり、相性が合わないと感じた時は、他の担当者を指名し、信頼できるアドバイザーを見つけましょう。
⑤担当者とのやり取りが面倒
面談の日程決めや、希望条件のすり合わせ、求人紹介の連絡など、担当者とやり取りをすることが多く、面倒であると感じることもあります。
もし連絡が煩わしいと感じたら、電話に出られない時間や日付をあらかじめアドバイザーに伝えておき、効率的なやり取りを目指しましょう。
非公開求人の紹介も!転職エージェントのメリット
続いて、転職エージェントのメリットを紹介していきます。
- アドバイザーが親身に相談にのってくれる
- 履歴書や職務履歴書をチェックしてもらえる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 面接対策を行ってくれる
- 企業との調整を代わりに行ってくれる
主なメリットとしてこの5つが挙げられます。では、それぞれのについて詳しく確認していきましょう!
①アドバイザーが親身に相談にのってくれる
転職希望者は、転職に対する不安や今後のキャリアプランについて、アドバイザーに相談することができます。
また、自己分析も手伝ってくれるため、それまで気が付かなかった自分の強みやビジョンを明らかにすることができます。
②履歴書や職務履歴書をチェックしてもらえる
転職希望者は、作成した履歴書や職務履歴書の添削をアドバイザーに頼むことができます。
これにより、さらに良い履歴書・職務履歴書くことができます。
③非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントでは、非公開求人を紹介してもらえます。
このことにより、それまで見つけられなかった求人に出会い、選択肢を広げることができます。
そもそも「非公開求人」とは、企業のホームページや転職サイトなどには公開されておらず、その転職エージェントに登録しないと見ることができない求人のことです。非公開求人には大企業や有名企業の求人が含まれていることから、非公開求人を通して優良の求人情報をゲットできると言えます。
④面接対策を行ってもらえる
転職希望者は模擬面接を通して、面接のポイントを学ぶことができます。
そのため、面接が苦手な人でも安心して本番に臨むことができます。
⑤企業との調整を代わりに行ってくれる
企業との給与交渉や面接の日程調整もすべてエージェントが請け負ってくれます。
忙しい人や、多くの企業を受ける人にとってはありがたい仕組みですね。
転職エージェントはこんな人におすすめ
転職エージェントのメリット・デメリットを踏まえた上で、転職エージェントにおすすめな人を確認していきましょう。
- 転職経験がなく、何から初めていいかわからない人
- 面接練習や履歴書の添削などの手厚いサポートを受けたい人
- 仕事が忙しく、転職活動にあまり時間を割けない人
- キャリアアップを目的とし転職を行う人
転職エージェントは、アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、一人ではなくプロの助けを借りながら転職活動を行いたい人にはぴったりです。
具体的には、転職未経験者や、忙しいため一人では転職活動をこなせない人、面接に不安がある人などにおすすめです。また、キャリアについての相談もできることから、キャリアアップしたい人もぜひ利用してみましょう。
転職エージェントとハローワークの違いを解説
ハローワークとは、国が運営する職業安定所で、全国に544箇所あります。
転職を希望する際に、転職エージェントとハローワークのどちらを利用するか迷うことがあるでしょう。そこで、両者の違いを解説していきます!
①求人の探し方
ハローワークの場合、ハローワークに設置されている検索機やハローワークインターネットサービスから求人を自分で探します。
転職エージェントの場合は、求人を自分で探すのではなく、アドバイザーに求人を紹介してもらいます。
②求人数
企業はハローワークに無料で求人を掲載することができます。そのため、ハローワークの求人数はかなり多いのです。
一方、企業が転職エージェントに求人を掲載する場合は、お金がかかります。そのため、転職エージェントにおける求人数は、ハローワークに比べて少ないと言えます。
③掲載企業
ハローワークに掲載されている企業は、地元の中小企業が多いという特徴があります。
転職エージェントは超大手から中小企業まで様々な企業が掲載されています。
④サポート体制
ハローワークにおけるサポートの特徴として、就職に必要な資格を無料で取得できる職業訓練(求職者支援制度)が挙げられます。その他にも、キャリアカウンセリングによる個別相談や、自己分析・履歴書の書き方・面接対策セミナーなども開催されています。
他方、転職エージェントでは、1対1で面接の対策や履歴書の書き方を指導してくれます。このことから、転職エージェントの方が、より一人一人に寄り添ったサポートをしてくれると言えます。
ハローワークはこんな人におすすめ
それでは、ハローワークにおすすめの人を紹介します。
- 地元で就職をしたい人
- 自分で求人を見つけ、応募したい人
- 職歴が短いなど、職歴に自信がない人
- 自分のペースで転職活動を進めたい人
自分で求人を探し応募するので、自分のペースで転職活動を行いたい人におすすめです。また、転職エージェントのように社内スクリ―二ングがないため、職歴に自信がなくとも希望の求人に応募することができます。
転職エージェントとハローワークのどちらが自分に合うかわからないという人は、それらを併用した後、利用しやすい方を主に利用していくと良いでしょう。
転職エージェントと転職サイトの違いを解説
続いて、転職エージェントと転職サイトの違いを解説していきます。
- 求人の探し方
- 利用の手軽さ
- サポート体制の有無
主に上の3点が挙げられます。それでは、それぞれについて確認していきます。
①求人の探し方
転職サイトでは、webサイト上に掲載された求人を自分で検索・閲覧をすることができます。
一方、転職エージェントでは、前述の通り、キャリアアドバイザーの紹介によって求人情報を得ることができます。
②利用の手軽さ
転職サイトの場合、そのサイトに登録すれば、すぐに求人の閲覧や応募を行うことができます。
転職エージェントの場合、転職希望者はキャリアアドバイザーと面談や、希望条件のすり合わせを行わなければならないため、転職サイトよりも応募までに時間がかかります。
③サポートの有無
転職サイトには転職におけるノウハウが掲載されていますが、直接的なサポートがあるわけではありません。
他方、転職エージェントでは、手厚いサポートを得ることができます。
転職サイトはこんな人におすすめ
ここまで転職サイトの特徴を見てきましたが、転職サイトがおすすめなのは、以下のような人々です。
- 自分で求人を見つけ、応募したい人
- 自分のペースで転職活動を進めたい人
- 転職を何度か経験したことがあり、履歴書を書くことや面接をすることに慣れている人
転職サイトでは、自分で求人を探して応募できることから、自分のペースで転職活動を行いたい人におすすめです。
中には、転職エージェントと転職サイトを併用する人もいます。両方をうまく使いこなすのも一つの手ですね。
転職エージェントを使いこなす3つのコツ
ここで、転職エージェントを有効活用するコツを紹介します!
- 自分の気持ち・考えを最も重視する
- 模擬面談や履歴書の添削を積極的にお願いする
- アドバイザーとの相性が悪い場合は違うアドバイザーを選ぶ
それでは、上記3つについて詳しく見ていきましょう。
①自分の気持ち・考えを重視する
転職エージェントを利用する際、自分の気持ちや考えを尊重するようにしましょう。
転職エージェントでは、応募や内定承諾を急かされることや、希望とは異なる求人を紹介されることがあります。しかし、それらすべてに同意をしていたら、自分の希望とかけ離れたキャリアを歩んでしまう可能性があります。
アドバイザーの言うことをすべて鵜呑みにせず、自分の考えと照らし合わせながら転職活動を行っていきましょう!
②模擬面接や履歴書の添削を積極的にお願いする
転職エージェントの最大の魅力は、手厚いサポートを受けられることです。模擬面接や履歴書の添削を積極的にお願いし、転職エージェントのサポートシステムを十分に活用していきましょう。
③アドバイザーとの相性が悪い場合は違うアドバイザーを選ぶ
転職活動を効率的に進めるには、信頼できるアドバイザーに様々なことを相談、お願いすることが重要です。アドバイザーとの相性が悪い場合は、違うアドバイザーを選び、自分に合うアドバイザーを見つけましょう。
おすすめの転職エージェント4選
最後に、おすすめの転職エージェントを4つ紹介します。
それぞれのエージェントによって、強みや対象としている転職希望者が異なります。
以下の記事を参考に、ぜひ自分に適するエージェントを見つけましょう!
①リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る、国内最大級の転職エージェントです。求人数がとても多く、求人の職種や業種も多様です。また、アドバイザーによる転職サポートも充実しています。
このように、リクルートエージェントはどんな転職希望者にもお勧めできるエージェントです。
②ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス向けスカウト型転職エージェントです。転職希望者は、企業やヘッドハンターから求人を受け取ることができます。また、有料プランがあるのもビズリーチの特徴です。無料で利用することもできますが、有料プランに登録すると、全てのコンテンツを利用できるようになります。
ハイクラスの求人を多数保有していることから、ハイキャリアを目指す人におすすめと言えます。
③レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。ITエンジニアやデザイナー向けの独自のサポート体制があります。
IT・Web業界に転職したい人にはピッタリのエージェントです。
④マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代に最も信頼されている転職エージェントです。転職未経験者の人に向けたサポート体制も整っているなど、アドバイザーによるサポートが丁寧なことで有名です。
20代の人や初めて転職する人におすすめです。
▼おすすめの転職エージェントをもっとチェックしたい方は、以下の記事をどうぞ!
評判が良いおすすめの転職エージェントランキング5選!利用者の声を元に徹底分析
自分に合う転職方法を見つけよう!
転職エージェントにはデメリットもあれば、メリットもあります。これまでの記事で、「転職エージェントに向いている。」と感じた人は、デメリットとメリットの両方を加味しながら利用していきましょう!
一方で、「転職エージェントに向かない。」と感じた人も多いことでしょう。
利用する転職のツールは人それぞれなので、焦らず、自分にとって最適な方法を見つけていきたいですね。